2017年7月9日

依存症とは何か



「依存症」とは、日常生活に支障をきたしているにも関わらず、依存対象物または行動にのめり込み、それをやめたいと思ってもやめられず自分ではその衝動をコントロールできない状態をいいます。

依存対象物の代表として、お酒、薬物(覚せい剤、大麻、シンナー、処方薬、市販薬など)、タバコなどがあり、行動の依存にギャンブル、窃盗、食べ物(過食、拒食、食べ吐き)、買い物依存、セックス依存、ゲームやインターネット依存、人間関係にはまっていく共依存やストーカー、恋愛依存などがあります。

依存症は決して特殊な病気ではなく、誰でも陥る可能性があります。
また、単純に説教や罰を与えることによって良くなる病気ではありません。

専門の相談機関や自助グループにつながり、実際に依存症の問題から回復している仲間に出会い、正直にふるまえるようになる事が回復の重要な鍵となります。

依存症からの回復とは、「依存している物質や行動を断っている年数」ではなく、依存対象を断った事を軸とした人間的成長のプロセスであり、その人らしい活き活きとした生き方ができるようになる事を意味しています。

投稿者 おりーぶ : 17:55 | 特集 |

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